“適職診断”は信じすぎるな。
向き・不向きは“やってみて”からわかる。
「あなたは〇〇タイプ。向いてる職業はこれです」
──そんな“診断結果”に、未来を決めさせてない?
はっきり言おう。適職診断は“参考”であって、“答え”じゃない。
診断ツールは“入り口”にすぎない
性格診断、適職マッチング、キャリアテスト…
自己分析ツールが流行っているけど、
あれはあくまで**「自分を知るヒント」**であって、
それ以上でもそれ以下でもない。
本当に向いてるかどうかは、
やってみて、初めてわかる。
「向いてる」仕事は、“楽しい”とは限らない
「あなたは分析タイプなので、事務職が向いてます」
→でも、数字と向き合ってばかりの仕事に飽きて転職…なんて人、山ほどいる。
逆に「向いてない」と言われた営業で、
やってみたら成績トップになった人もいる。
人の成長って、想像以上に“予測不能”なんです。
「やってみる」から見える世界がある
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実際の職場での雰囲気
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同僚や上司との関係
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業務のペースやストレス耐性
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成果が出た時の“やりがい”
こういったリアルな体験が、
「あ、自分はこういう仕事が好きなのかも」
という“手応え”をくれる。
診断は、地図じゃなく“ヒントのメモ”
診断で出た「向いてる仕事」=ゴールではない。
それは**「こんな道もあるよ」**という案内板に過ぎない。
大事なのは、
その案内板を見ながらも、自分の足で歩いて確かめること。
🔚 最後にひとこと
診断で人生を決めるな。動いて、自分の感覚で決めろ。
“やってみる”からしか、見えない景色がある。