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“資格コレクター”より、“成果を語れる人”の方が強い。

就活リアル

「資格を取れば就活に有利になる」
そう信じて、資格を片っ端から集める学生は少なくない。TOEIC、簿記、MOS、秘書検定…。履歴書が資格欄で埋まることに安心してしまう。

でも現実は、資格は“切符”にすぎない。大事なのは、それをどう活かして何をやったかだ。

採用面接で「簿記2級を持っています」と言っても、それだけで評価は上がらない。人事が本当に知りたいのは、「その知識を使って何をしたのか」。たとえば「ゼミで財務分析をして、企業比較のレポートをまとめた」「バイト先の売上管理に活かした」――こういう“成果”が語れれば、一気に説得力が増す。

逆に、資格ばかり並べて「特に使った経験はありません」だと、ただのコレクター。資格欄が多いほど、「行動より勉強に逃げた?」と疑われることすらある。

社会に出れば、資格よりも「結果を出した経験」が武器になる。資格はあくまでその入口にすぎない。
だからこそ、就活で本当に強いのは、「資格+行動+成果」のセットを語れる人だ。

資格を取ること自体は悪くない。むしろ努力を示す材料になる。ただし、取ったら必ず使う。使って経験に変える。 そこまでやって初めて、資格は生きた武器になる。

就活で輝くのは、資格欄が埋まった履歴書ではなく、「自分はこれをやって成果を出した」と胸を張って語れるストーリーを持つ人だ。

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