「このまま定年までこの会社にいるのかな…」
そんな疑問がよぎったことがある人、ちょっと待って。
実は、日本と海外(特に欧米)では、キャリア観そのものが全然違う。
外資で当たり前のことは、日系では“異端”扱いされるレベルだったりする。
日系企業のキャリア観は「所属ベース」
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“会社に属する”ことが前提
→ 総合職として採用され、配属や異動は会社次第 -
ジョブディスクリプション(職務記述書)なんて、ほぼ無意味
→ 「何でもやります」「どこでも行きます」が美徳 -
キャリアパスは“社内”で積むもの
→ 転職はリスク、部署異動でキャリアアップが普通 -
長く在籍するほど“信用される”文化
→ 年次・勤続年数・社内人脈がモノを言う
外資系のキャリア観は「専門スキル×自分ブランド」
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“自分が何のプロか”が最初に問われる
→ 「あなたは何ができますか?」が面接の核心 -
ポジション=契約。仕事内容がすべて
→ 逆に、契約外の業務は基本しない(=求められない) -
転職前提のキャリア設計
→ 1社に10年いるのは少数派。常に次のチャンスを見据える -
社内昇進より“転職で年収アップ”がスタンダード
→ キャリアアップは「別の会社で一段階上へ」が王道
どっちが良い・悪いではない
日本は「組織の中で育つ」文化。
外資は「自分で育って、自分で売る」文化。
安定志向なら日系企業が合うし、
スキルで勝負したい・専門性でキャリアを作りたい人には外資がハマる。
まとめ
終身雇用とジョブ型。
どちらを選ぶかで、人生の歩き方が大きく変わる。
会社に“所属”してキャリアを積むのか、
“スキル”で自分のキャリアを作っていくのか。
自分にとって「働く」とは何か?今のうちに考えておこう。
🔚 最後にひとこと
「会社にいればなんとかなる」は、もう過去の話。
これからの時代は、“あなたは何ができる人?”がすべてだ。