JOBTRY

陶芸家⑩:学生が持つべき視点

職種紹介

――“手に職”の未来は、技術だけじゃなく、発信力と掛け算で広がる。


◆「陶芸家」は、“なれる”けど、“食っていけるか”は別の話。

陶芸家に限らず、伝統工芸の道は「技を磨けばなんとかなる」と思われがちです。
でも現実は、技術だけで食っていける時代は終わっています。

弟子入りしたところで給料が出るとは限らず、作品が売れる保証もない。
だからこそ、学生のうちに持つべき視点はただひとつ。

「技術」×「企画」×「発信」×「販路」=生き抜く力


◆大卒だからこそ、伝統を“アップデート”できる

大学で学んだマーケティングや語学、ITスキル、リサーチ力は、
伝統工芸の現場にこそ活かせます。

たとえば:

  • 海外販路を開拓し、ECで売る

  • SNSでファンを育てる

  • 地域資源をストーリー化して観光と結びつける

  • クラウドファンディングで共感を集める

大卒の強みは、技術を“守る”だけでなく、“広げる”力を持てること。


◆「選ばれし一握り」の世界ではない

「陶芸家なんて自分には無理」と決めつける前に、
一度、土に触れてみてください。

向き不向きより、「やりがい」や「未来への可能性」を感じられるかどうか。
その第一歩を踏み出せるのが、今この瞬間の学生という立場です。


SHOW就活では、こうした仕事を“知る”だけでなく、“体験できる”場=JOBTRYも用意しています。
農業・伝統工芸・地域産業――すべて、実感してみなければ語れません。


陶芸家という選択は、“大卒のキャリア”から外れているようで、
実は、誰よりも自分の価値を、自分で創っていける道でもあります。

次の世代に、技術と誇りをつなぐのは、あなたかもしれません。

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