「まあなんとかなるでしょ」
「周りもまだ動いてないし」
――こんな“のんびりムード”の学生が、いちばん危ない。
なぜか。採用の現場では、すでに「大卒は要らない」「新卒は信用できない」という声が出始めているからだ。
売り手市場は永遠じゃない。状況が逆転すれば、何も準備してこなかった学生が真っ先に切り捨てられる。
さらに、耐える力や考える力、コミュニケーション力が薄れていると見られている今の世代。企業はますます「本当に大丈夫か?」と疑いの目で見ている。そんな中で危機感なくのんびりしていたら、「この子は使えない」と思われても仕方ない。
逆に、危機感を持って早めに動いた学生は強い。
一番良いのは、長期でインターンに参加して、小さな経験を積むことだ。
そうやって「他の学生がまだ動いてない時期」に動いた人だけが、採用担当者の記憶に残り、成長のチャンスを得る。
キャリアは待っていても誰も守ってくれない。
のんびり構えている学生が危険なのは、就活だけじゃなく、入社後も同じだ。行動しない人は、ずっとチャンスを逃し続ける。
“危機感”は武器だ。
焦るのではなく、準備を早める。やれることを一歩早くやる。
それだけで、未来は大きく変わる。