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原価企画職③:向いてる人・向いてない人

職種紹介

“数字に強い”だけじゃ、通用しない。むしろ問われるのは、人と向き合う胆力。

「原価=コスト=数字が得意な人向け」
…よく言われるイメージですが、それだけで選ぶと痛い目を見ます。

原価企画職の本質は、「コストの観点から他部署に物申す」交渉型ポジション
つまり、人と議論し、調整し、時にはぶつかる覚悟が必要な仕事です。


✅ 向いている人

  • 数字を“武器”として使える人
     → 単なる分析ではなく、「だからこれは高い」「こうすれば安くなる」と論理的に話せる人。

  • 空気を読みすぎない人
     → 「このままじゃ赤字になります」と、チームの空気を壊してでも言える人は貴重。

  • 社内調整が苦じゃない人
     → 設計、購買、生産、営業…全方位を巻き込んで折衝することが日常。

  • 地味な作業にも耐性がある人
     → コスト試算は地味。でも、それが武器になる実感があるから頑張れる。


❌ 向いていない人

  • 「人とぶつかるのが苦手」というタイプ
     → 言いにくいことを言えないと、結果的に大損失につながることも。

  • 数字だけに閉じこもるタイプ
     → Excelとにらめっこして終わりではない。外に出てナンボ。

  • “正解主義”の人
     → 原価の正解なんて、常に変わる。「最適解」を探し続ける思考が必要。


原価企画は、静かな顔して、実はかなり“攻める”職種。
向き不向きは、数字力よりも“戦う姿勢”にあるのかもしれません。

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