「話す力」より、「聴く力」と「折れない心」。
カスタマーサービスに向いているのは、目立たなくても“人の役に立つ”ことに喜びを感じられる人です。
お客様は、基本的に“困っている状態”で連絡してきます。機嫌が悪いことも多い。理不尽なこともある。
それでも感情的にならず、まずは相手の話をきちんと聴く姿勢が求められます。
向いているのは、例えばこんな人:
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感情の起伏が激しくない(冷静に話を聞ける)
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「ありがとう」と言われると本気で嬉しい
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自分の意見より、相手の立場に立って考えられる
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困った状況を“どう解決するか”を前向きに考えられる
逆に向いていないのは、こんなタイプ:
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プライドが高く、理不尽な言葉にすぐ反応してしまう
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正論をぶつけてしまいがち(「でもお客様が悪いですよね?」のタイプ)
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話すことが好きだけど、人の話をじっくり聞くのは苦手
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「感情のゴミ箱」にされるのが我慢できない
カスタマーサービス職は、自分が会社の“最後の砦”であるという自覚を持てるかどうかが大きな分かれ目。
ただマニュアル通りに答えるのではなく、“その人の問題”に合わせた対応ができるかどうかが問われる職種です。