■ この職種って何をする仕事?
電気設計職は、製品や設備に必要な「電気の流れ」や「制御の仕組み」を設計する仕事です。たとえば工場で動くロボットや、自動車の電装部品、家電、インフラ設備など、「電気で動くモノ」には必ず電気設計が関わっています。
主な仕事内容は以下の通りです:
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電気回路の設計(アナログ・デジタル)
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配線レイアウトの作成
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制御盤や操作盤の設計
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センサーやスイッチの配置検討
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PLC(シーケンサー)やマイコン制御の設計
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CADによる図面作成
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試作・検証・評価・修正
要するに、製品や設備の「頭脳」と「神経」の部分を設計する役割です。
■ 機械設計との違いは?
「設計職」と一括りにされがちですが、機械設計が“見える部分(形状・構造)”を設計するのに対し、電気設計は“見えない部分(信号・電流)”を扱います。チームで連携しないと製品が動かないため、両者の連携はとても重要です。