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電気設計②:よくある誤解

職種紹介

■ 「電気設計=配線作業」だと思ってない?

学生の中には「電気設計って、配線をいじる現場仕事でしょ?」と思っている人もいますが、それは大きな誤解です。電気設計職は、作業者ではなく**“設計者”**です。現場の作業指示を出す側であり、実際に工具を持って配線をするのは、別の職種(電装系の技術員など)です。


■ 「パソコンに向かってひたすら設計」だけではない

もちろんCADを使った設計作業は多いですが、それだけではありません。製品が思った通りに動くかを確認するために、試作や評価も行いますし、不具合が出た場合には現場に出向いて原因を調べたり、調整対応を行うこともあります。


■ 「ソフトウェアは別の人がやる」は危険な思い込み

近年では、ハードとソフトの境界があいまいになっており、電気設計でも**制御プログラム(PLCやマイコン)**に関する知識や設計力が求められています。「ハード専門だからソフトは知らなくていい」は通用しません。


■ 現実の電気設計は“現場と設計を行き来する職種”

図面を引くだけのデスクワークではなく、設計した通りに実際の設備が動くかを現場で確かめる、“動かす責任”を背負った仕事です。製品が完成するまでのすべてのプロセスに関与するため、覚えることは多いですが、その分やりがいも大きい仕事です。

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