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電気設計⑤:若手が任される仕事

職種紹介

■ 最初は「部分設計」からスタート

新卒で配属されると、いきなり製品全体の設計を任されることはまずありません。
まずは回路の一部や、サブユニットの電気的仕様策定、評価補助など、小さな単位から経験を積んでいきます。

たとえば…

  • 電源回路だけを担当

  • コネクタのピンアサイン(配線の設計)

  • ノイズ対策の検証

  • 温度センサーの設置位置検討 など

こうした“小さな成功体験”を積み重ねながら、徐々にメイン設計を任されていくのが王道です。


■ 若手でも“判断力”が問われる

電気設計では、「カタログに載ってる部品を選んで終わり」ではなく、
仕様・コスト・耐久性・納期・安全性などを加味した判断が常に求められます。

最初は上司のアドバイスを受けながらですが、
「この回路で問題ないか?」
「この条件で誤作動しないか?」など、“なぜその設計にしたのか”を説明できることが大事です。


■ 評価・検証作業は若手の腕の見せ所

設計した回路がきちんと動くか?
異常動作を起こさないか?
部品が熱を持たないか?など、評価作業は若手のうちから多く経験します

測定器を扱い、エラーの原因を探り、自らの設計を改善する姿勢が、スキルの伸びに直結します。
手を動かすことを惜しまず、設計と現場の行き来ができる若手ほど、成長が早い職種です。


■ 「一人前=“責任設計”を持てること」

最終的には、**製品全体の設計を一貫して任される“責任設計者”**を目指します。
そのために、若手のうちは「部分設計・評価・再設計」を地道に繰り返すことが近道です。

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