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電気設計⑨:キャリアチェンジ可能性(どこに繋がる?)

職種紹介

■ 電気設計の経験は「設計だけ」に終わらない

電気設計というと、「ずっと回路図を引いてるだけの技術職」と思われがちですが、
実は“将来に繋がる選択肢”が非常に広い職種でもあります。
なぜなら、設計者は常に「モノづくりの全体像」を見て動くからです。


■ キャリアチェンジ①:生産技術・製造現場側へのシフト

電気設計で得た知識を活かして、製造現場の工程設計や設備改善を担う生産技術職へ転身する人もいます。
とくに「設計→現場でうまく動かない→改善提案」といった経験をしている人は、
現場目線の課題解決スキルを武器に、製造側へのキャリア移行も可能です。


■ キャリアチェンジ②:制御ソフト・組込み系エンジニア

電気設計職の中でもPLC(シーケンサ)やマイコン制御に強い人材は、
ソフトウェアエンジニアや組込みエンジニアとしての道も開けます

ハードとソフトをまたいで理解できる人材は重宝されるため、
自ら学んで制御言語(ラダー図・C言語など)に取り組めば、選択肢は広がります。


■ キャリアチェンジ③:開発プロジェクトのマネジメント系

経験を積んでいくと、プロジェクトマネージャー(PM)や製品全体のアーキテクトを任されることも。
特に電気・機械・ソフトをまたいだ“横断的な知識”がある人は、
開発全体の統括役としてステップアップしていけます。


■ キャリアチェンジ④:営業技術・アプリケーションエンジニア

設計経験をベースに、顧客向けに技術的な提案を行う営業技術職(いわゆる「技術営業」)や
製品の使用方法を伝えるアプリケーションエンジニアなど、
顧客接点を持つポジションにもキャリアチェンジ可能です。

現場と顧客、両方の言語が分かる“バイリンガル”のような人材として重宝されます。


■ 「モノを動かせる人」は、どこにでも行ける

電気設計で大事なのは、「図面を引けること」だけではなく、
“電気でモノを動かせる人”になれるかどうか。

そのスキルと実績は、設計以外の道でも確実に評価される。
**技術を超えて、価値を生む人材へ――**それが電気設計職のキャリアポテンシャルです。

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