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実験職⑦:よく使う専門用語・知識

職種紹介

“測る・見る・比べる”の現場で、飛び交うキーワード。


■試験・測定の基本語彙

  • サンプル:試験対象の製品や部材のこと。「〇〇サンプルを5個用意して」

  • 再現性:何度やっても同じ結果が出るか?という観点。「再現性悪い=信頼できない」

  • 定量・定性:数値で評価するか(定量)、感覚や性質で評価するか(定性)

  • ばらつき(分散):測定結果にどの程度の広がりがあるかを見る重要な指標


■測定・観察に関する用語

  • ノギス/マイクロメーター:寸法測定で使う基本的な工具。手作業での計測がまだまだ重要。

  • SEM(電子顕微鏡):表面の微細構造を見るための装置。観察業務の高度化に必須。

  • X線分析/FT-IR:異物分析や素材確認でよく使われる。何か異常が起きたときの“切り札”。


■実験結果の扱い方に関する言葉

  • エビデンス:数値や画像など、実験結果の「証拠」。報告時に必要不可欠。

  • レポート・試験報告書:誰が見ても再現できるレベルで、条件や結果を書くのがマナー。

  • 異常検知:「普段と違う」がどこで起きているかを突き止める力。ここにセンスが出る。


■文系出身でも知っておきたい

実験職といっても、“理系万能”でなければできない仕事ではありません。
ただし、上記のような“測定・分析にまつわる語彙”を少しずつ身につけておくことで、
職場での吸収力が大きく変わります。

学生のうちに少しでも「測定機器に触れる経験」や「理系用語への抵抗感を減らす工夫」を。
そこから一歩リードできます。

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