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設備保全⑨:「“直せる人”は、どこでも重宝される。保全出身のキャリア展開」

職種紹介

■ 保全職は「技術の土台」。だから、広がる。

設備保全のキャリアは、「一生現場で工具を持ち続ける」だけではありません。
むしろ、“現場を知ってる技術者”だからこそ、次のキャリアに繋がりやすい。


■ 保全出身者のキャリア例

◎ 設備設計・生産技術への異動

  • 自分で直してきた経験から、「壊れない設備」を設計する側へ

  • 保全出身者は、“使う側の視点”を持っているのが強み

👉現場のストレスを設計に反映できる、現実解のある技術者になれる


◎ 品質保証・工程改善職へ

  • 設備の安定稼働が、品質安定の前提

  • 「トラブルの原因を突き止める力」がそのまま品質不良分析に活きる

👉**“なぜ?”を掘り下げる力が、どんな職種にも応用可能。**


◎ 保全のプロフェッショナルとして社内昇進

  • チームリーダー→保全部長→工場長へと昇格

  • 安全・安定稼働を任せられる人は、組織の中核を担う存在に

👉実は“保全出身の工場長”、結構多いです。


◎ 設備メーカー・部品メーカーに転職

  • 「お客様側の現場を知っている人材」は、提案営業や技術営業で重宝

  • 自分が苦労したからこそ、説得力ある提案ができる

👉BtoBメーカーでの第二キャリアも現実的に選べる道。


■ 「保全からは抜け出せない」は思い込み

保全職は“最前線”で技術を磨ける出発点。
その経験を“応用できる場”が広いからこそ、
「技術系の登竜門」とも言えるポジションです。


■ 学生が持つべき視点

  • 保全は“キャリアの袋小路”ではなく、“土台になる入口”

  • 特定分野に縛られず、「現場力」を武器にして広がっていける

  • 最初の配属が保全でも、そこからがキャリアのスタートライン

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