「農業=儲からない」って決めつけてない?
たしかに農家は簡単に儲かる仕事ではありません。
価格は市場任せ、天候リスクも大、重労働なのに収入は安定しづらい――。だからこそ、「やりたくない仕事」ランキングに挙げられがちです。
でも、それはあくまで“見えてる一面”にすぎません。
実際の現場は、
・「6次産業化(生産+加工+販売)」に挑戦し、自社ブランドを育てる農家
・最新テクノロジーを導入し、収穫の自動化や気温管理をしている若手経営者
・InstagramやYouTubeで販売直結のファンを育てている農業インフルエンサー
…など、進化を遂げている農家も増えています。
一方で、誤解されやすいのが「自然と向き合う=のんびり」だと思っている人。
実際は「一瞬の判断ミスで、収穫量が半分に落ちる」なんて日常茶飯事。
常に緊張感が求められ、体力も知識も、想像以上に求められます。
そしてもう一つの誤解。
「農家=農業一家の人がやるもの」という思い込み。
今はむしろ、異業種からの就農や、大学の農学部以外からの参入も増加中。
農業法人も増え、“農家=個人事業”という前提さえ崩れてきています。
――つまり、「農業って自分には関係ない世界」と思っていること自体が、もったいない。
知らずに避ける前に、一度“リアルな農の現場”を見てみませんか?