「農業を“志す”前に、“やってみる”が先。」
農家になりたい。農に関わる仕事がしたい。
そう思ったとき、まず何をすればいいのか?
正解はシンプルです。まずは一度、土に触れてみること。
とにかく「現場」に出よう
農業は座学だけでは分かりません。
どんなに本やYouTubeで勉強しても、現場の暑さ・重さ・手間・命の重みまでは伝わってこない。
だからこそ、
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農家さんのもとでインターン
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農業ボランティア(援農)への参加
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農業法人の短期アルバイト
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農学部でない学生も、農業体験プログラムを活用
こういった「一歩踏み出す体験」が、
「なんとなくやりたい」→「覚悟が持てるかも」に変わる第一歩です。
知識だけでなく「生活観」も磨こう
農家の多くは、都市部でのサラリーマンライフとは真逆の暮らし方になります。
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朝は早いし、休みも不規則
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自然に合わせたスケジュール
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収入は天候や相場に左右される
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「儲け」より「誇り」や「意義」で動く
こうした価値観に自分がフィットするのか、
“生き方としての農業”を想像しておくことも大事です。
学生に伝えたい視点
農家の現実は、甘くない。
でも、体験すれば分かります。農業のもつ力強さと、やりがいの深さが。
そして、農家になる=独立ではありません。
農業法人に就職する道もあれば、地域おこし協力隊や、農業ベンチャーもある。
進み方はいろいろ。でも、その入口に立つには「体験」が必要です。
まずは、手を汚してみること。
そこからすべてが始まります。