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財務・経理②:「“簿記ができないと無理”と思ってない?数字より大事なのは“理解力”と“調整力”」

職種紹介

■ 誤解①:「簿記を持ってないと無理」

確かに、日商簿記2級などの資格があると有利です。
でも、それが“前提条件”ではありません。

🔍 そもそも多くの企業では、経理配属後に学びながらスキルをつけていくケースがほとんど。

それより大切なのは、「数字の意味を理解しようとする力」。
計算より、“背景を読む力”が求められます。


■ 誤解②:「ずっと一人で伝票入力するだけの仕事でしょ?」

これも大きな誤解です。
むしろ、社内のいろんな部署と会話しながら進める調整型の仕事です。

  • 「この経費ってどう処理するのが正しいですか?」

  • 「この請求書、内容がズレてますよ」

  • 「新しく導入した機械の減価償却、どうしますか?」

👉経理は“人と話す数字の仕事”。黙々と入力するだけでは済みません。


■ 誤解③:「ずっと裏方で地味」

確かに、営業のような華やかさはありません。
でも、財務・経理がいなければ会社は回らない。

・月次決算がズレたら経営判断もズレる
・資金繰りのミスは即、倒産リスク
・間違った会計処理は監査NGで上場も危うい

👉 会社の“心臓部”を支えてる、って言っても過言じゃない。


■ 誤解④:「ずっとルーチンで成長できなさそう」

決算や会計処理にはルールがあり、確かに一定のルーチン性はあります。
でも、企業が新規事業を始めれば、会計処理も変わる。
制度改正があれば、対応が必要。

👉常に“変化に適応する力”が問われる、プロフェッショナル職種です。


■ 本当は、こんな人に向いてる

  • 一つひとつ丁寧に処理できる人

  • 仕組みの裏側に興味がある人

  • 「なんでこうなるんだろう」と考えるのが好きな人

  • データを冷静に見つめられる人

「計算が得意」より、「気がつく」方が向いてます。

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