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財務・経理⑨:「経理から経営へ。“数字を読む力”がキャリアを切り拓く」

職種紹介

■ 経理から始まるキャリアは、“現場と経営をつなぐ”ルートになる

経理職は、いわば企業の「数字の翻訳者」。
最初は仕訳や月次処理などの地道な業務が中心ですが、
数字がわかる人材は、どの部署でも重宝されます。


■ 経理から広がるキャリアパス例

✅ 財務職(ファイナンス)

資金調達・資金繰り・投資判断など、よりマクロな視点で会社の“お金”を動かす立場へ。
「資金をどうまわすか」を戦略的に考えるポジションです。


✅ 経営企画

事業戦略や予算策定に関わる、まさに“経営の頭脳”。
数字に強い経理出身者は、現場の数字と経営判断をつなぐ橋渡し役になれます。


✅ 海外子会社の管理・連結会計

グローバル展開する企業では、海外の会計基準や通貨も扱います。
「連結決算ができる人材」は希少で、海外出向などのチャンスも。


✅ 税理士・会計士などの資格職

実務経験を積んでから資格取得を目指す人も。
実務×資格の掛け算で、独立や転職も有利になります。


✅ CFO(最高財務責任者)

長期的には、企業の“お金と経営”を統括するポジションへ。
CFOは「社長の右腕」とも言われ、経理出身のプロが目指すゴールのひとつ。


■ 現場感覚と“経営の目”の両方を持つ人が強い

経理出身者は、

  • 「実務の肌感覚」

  • 「数字に裏打ちされたロジック」
    の両方を持っているため、信頼されやすい。

現場にも経営にも言葉が通じる“バイリンガル”な存在になれるんです。


■ 転職市場でも「経理経験者」は武器になる

中小企業・ベンチャー・外資・上場企業…
どこでも「数字を任せられる人」は強い。

特に「月次決算を一人で回せる」レベルになると、
転職でも引く手あまたになります。

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