JOBTRY

漁師職⑨:キャリアチェンジ可能性

職種紹介

――「魚を獲る」から、「魚を届ける」「魚を増やす」キャリアへ。

漁師=一生海の上、というイメージがありますが、
実はそこから“広がる道”もあるんです。
漁師としての経験は、想像以上にいろんな場面で活きます。


◆ 水産加工・直販ビジネス

魚を獲るだけでなく、加工して売る・ブランド化するなどのビジネスに展開する人もいます。
最近では、自らECサイトを開設して「漁師が送る朝獲れ便」などを販売する例も。


◆ 地域の観光や教育事業

「漁師体験」を通じて、観光プログラムを作る人も増加中
子ども向けの漁業体験や、食育ワークショップ、修学旅行の受け入れなど、
“暮らしと仕事”が地元の資源になる時代です。


◆ 養殖・海洋資源の研究サポート

乱獲が問題になっている今、「魚を増やす」仕事に転じるケースも
地元の漁協や民間企業で、養殖プロジェクトや海洋モニタリングに関わる人もいます。


◆ 地方創生・行政の仕事へ

一次産業に従事した経験を活かし、地方自治体の水産振興課や観光課へ転職する例も
現場出身者だからこそ、実態に即した政策立案ができるという強みがあります。


◆ 異業種転職も、強いエピソードになる

漁師の仕事を通じて、**「体力」「チームワーク」「自然との共存」「自営業的思考」**などを身につけた人材は、
建設業、物流業、一次産業系ベンチャーなどでも重宝されます。


つまり、漁師は“終点の職業”じゃない。
リアルな現場から始まる、多様なキャリアの“起点”にもなるんです。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事