JOBTRY

総務職②:よくある誤解編

就活リアル

「総務=なんでも屋=誰でもできる」は大間違い。
――“何でも”対応するからこそ、“誰にでも”はできない。


●よくある誤解

学生からよく聞くのがこのセリフ。

「なんか総務って、定時で帰れてラクそうですよね」
「いろんな事務やってる人、って感じですよね」

…正直、そのイメージは半分合っていて、半分間違っています。

確かに総務は、経理や人事のように“定型業務が多い職種”と比べて、突発的な対応も多く、日々の業務はバラつきがあります。
でも、それを“ラク”だと考えるのは早計です。


●実際の現場は、こう

総務に寄せられるのは、**「誰にも聞けないけど困ってること」**ばかり。

  • 「会議室のプロジェクターが映らないんだけど」

  • 「オフィスのエアコンが壊れました」

  • 「消防点検の立ち会いって誰がやるの?」

  • 「この契約書ってどこに保管してますか?」

  • 「〇〇さんの入社書類がまだ届いてないです」

そういった“誰かがやらなきゃいけない、でも誰がやるのか決まっていない仕事”に、真っ先に対応するのが総務。
つまり、**組織にとっての「最後の砦」**とも言える存在です。


●「判断力」と「地味な根気」が求められる

総務は、華やかさも派手さもない分、業務の深さや奥行きで勝負する仕事です。
「これは自分の仕事なのか?」という線引きは通用しないことも多く、**会社全体を見渡す広い視野と、“何とかする力”**が求められます。


●まとめ

総務は“何でもやる”仕事ではなく、“何でも受け止められる人”が向いている仕事。
そして、それができる人は、実はとても貴重です。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事

目次