“雑用係”じゃない。これからの総務は「会社経営の下支え」になる。
●総務って、この先AIに置き換わるの?
確かに、
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備品の発注は自動化
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勤怠管理はクラウドシステム
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経費精算もアプリで完結
と、「人の手を介さなくてもいい業務」は増えています。
でも実は、“人の目・人の気配り”がないと成り立たない仕事が、総務には山ほどあります。
●「人」がいるから、会社は回る
たとえば…
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新入社員の入社手続き、初日の案内
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本社のレイアウト変更、引っ越し対応
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急な体調不良や災害時の対応
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社内イベントや表彰の段取り
こういった“社内のあらゆる出来事”に、総務は真っ先に対応する存在。
これは、AIにもマニュアルにもできない「人の総合力」が活きる仕事です。
●“業務効率のプロ”としての進化
近年は、
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業務フローの改善
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社内ルールの整備
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働き方改革の実行サポート
といった、「会社をより良くする仕事」も総務の役割に含まれるようになっています。
いわば、「業務オペレーションのプロ」へと進化しているのが今の総務職です。
●“変化する会社”には、変化を支える総務が必要
働き方が多様になる今、総務は**「社内の変化に最も対応する部門」**です。
ルーティンワークの担い手ではなく、変化対応力を活かして会社を下支えする存在として、将来性はむしろ高まっています。