“事務屋”じゃなく“会社の守り人”になるために。
●資格より、まず「やっておくと良い経験」
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イベントの運営経験(文化祭・サークル・ゼミ合宿など)
→ 予算調整、備品手配、出欠管理、全体の進行。総務っぽい力が自然と身につく。 -
“誰かのために動く”経験
→ 縁の下で支える仕事だからこそ、見返りを求めない行動ができるかが鍵。 -
複数人との調整経験(バイト・チーム活動)
→ 総務はいつも誰かと誰かの“間”にいる。調整力は最強のスキル。
●取っておくと良い資格(あくまで“補足”)
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日商簿記3級以上:経費精算や備品購入時の処理感覚に役立つ
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MOS(Excelなど):社内書類作成は意外と多い
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衛生管理者(社会人になってから):50人以上の事業所では必須となる国家資格
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ビジネス実務法務検定:コンプラや契約書周りの知識として便利
●やっておくと「強みになる」行動
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社内報やSNS運用のサポート経験
→ 広報っぽいけど、総務でも任されるケースあり。 -
PC周りに強くなる(Google WorkspaceやSlackなど)
→ 社内インフラ担当になることもある。 -
アルバイトでも“裏方ポジション”を選んでみる
→ 店舗運営補助や在庫管理など、目立たないけど重要な役割は、総務と似ている。
●就活で伝えるべきは「あなたの“整える力”」
総務職を目指すなら、「場を整えた」「人を支えた」経験を、具体的に語れるようにすることが最大のアピールになります。
キラキラした成果じゃなくていい。“縁の下”の言語化力が差を生むのが、総務職です。