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人事⑧:「学歴フィルターはない」って本当? “学校推薦”の裏側、全部話す。

職種紹介

1. 冒頭メッセージ

「うちは学歴関係ないです」って言葉、何度も聞いたことあるよね。
でも実際は──
採用数が絞られると、学歴や推薦が“判断材料”になるのが現実

人事は“フィルター”をかけていないと言うけど、
実はもっと巧妙に“見てる”ポイントがある。


2. 「学歴フィルターはない」と言い切れない理由

  • フィルターというより、“参考材料”として使っている企業は多い

  • 内定を出すか迷ったとき、「同じレベルの学生なら学歴で決める」が現実

  • 特に採用数が少ないときほど、学歴の“ブランド力”が効く

  • 逆に大企業ほど「有名大学の学生が殺到する」ため、あえてバラけさせたいという意識も


3. 学校推薦の裏側

  • 「推薦出しますか?」は、企業と大学との付き合いが大前提

  • 実は“コネ”みたいなものもある(教授・ゼミ単位で口利き)

  • 推薦で来た学生が微妙だと、「次回から推薦は受けたくない」となる

  • → だから企業も大学も“失敗できない”、見えないプレッシャーがある


4. 学力テスト・SPIの本当の使い方

  • 企業によっては「SPIの点数、見てません」というところも

  • 実際は「足切りライン」があるだけ(例:10段階で3以下は不合格)

  • 得点内容より、極端に悪い成績だけを除外する“安全装置”にすぎない

  • つまり、「良い点取ったから有利」は幻想


5. 学生が取るべき行動とは?

  • **「推薦に頼る=リスクヘッジが効かない」**と理解すべき

  • 推薦1本勝負で落ちたら、一般応募はもう選考が終わってることも

  • 「推薦だから楽」ではなく、「推薦だからこそ丁寧な準備」が必要

  • フィルターがあるかどうかを気にするより、“自分が何を語れるか”に集中すべき


🔚 最後にひとこと

「フィルターはない」と言われても、判断されてないとは限らない。
その現実に、目を背けず向き合おう。

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