就活生から、よく質問で「面接でどこを見ていますか?」と聞かれることが多くあります。
当然ながら、志望する業界や職種によっても違うことでしょう。
さらには、「人が人を見て判断する」ため、どの企業も主観的要素が含まれるでしょう。
ここでは、元人事採用担当者である私が、経験してきたことを基に解説していきます。
シンプルですが、私が新卒採用で最終的に判断する際の軸はこちらです!
【面接官のホンネ①】
スキルよりも、“一緒に働けるか”だけ見てる。
「面接で何を見てますか?」って、よく聞かれる。
答えはシンプル。
“この人と毎日働きたいと思えるか”。それだけ。
どんなに優秀でも、素直じゃない、すぐ諦める、話を聞かない人は、現場で浮く。
逆に、未経験でも「話を聞く・頑張る・腐らない」人は育つ。
企業が欲しいのは、スキルモンスターじゃない。
伸びる“芽”がある人。
だから、採用ってけっきょく“人柄”で決まるんです。
【面接官のホンネ②】
挨拶できない人は、何をやっても落ちる。
第一印象=挨拶の瞬間。
ここで躓いたら、もうマイナススタート。
面接で重要なのは、
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自分から先に挨拶できるか
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声のトーンは明るいか
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笑顔で目を見て話せるか
この3つが**“社会人としての姿勢”**そのもの。
学生気分が抜けてない人は、ここでバレる。
挨拶は練習できる。
面接テクニックより、まず**「おはようございます!」の声出し**から始めよう。
【面接官のホンネ③】
自信のなさは、すべてバレてる。
・声が小さい
・表情が暗い
・「自分で決めた経験」がない
こういう人は、すぐ見抜かれます。
就活で必要なのは「すごい経験」じゃない。
自分で決めて、やり切ったことがあるか。
ガクチカが弱いなら、作ろう。
今からでも遅くない。
コンビニバイトでも、部活でも、何でもいい。
「自分の選択に、自分が責任を持った経験」が、一番強い。
🔚 まとめ
今回は、「面接官は面接でどこをチェックしているのか?」について解説してきました。
「企業は人なり」という言葉の通り、人材の採用や教育は重点的な経営課題と捉えている企業が多いと思います。いくら優秀な学生だからといって教育を怠るという会社は論外です。しかし、だからといって学生のみなさんも決して受け身だけにならず、指導してくれる人の立場になって考え、3~5年後に同期よりも一歩前で出てる逸材に進化していきましょう。
では、今回はこのへんで!今後も人事採用担当の経験を活かして、リアルな情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。