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ITサポート職⑤:若手が任される仕事

職種紹介

若手のうちは、とにかく“雑用と人間対応”の嵐。

ITサポートに配属された新卒の最初の仕事。
それは華やかな「システム導入」でも、「DX推進」でもありません。

現実は――

  • PCの初期設定(毎回手順が微妙に違う)

  • パスワード忘れ対応(1日何件も)

  • プリンタ紙詰まり(たいてい自分のせいじゃない)

  • 社内問い合わせへの“丁寧な対応”係(キレられることもある)

そう、「ITの便利屋」みたいな役割を一身に背負うことになります。


「人に気を遣いながら技術対応」…それが一番キツい

「これ急いでるから、今すぐなんとかして」
「昨日まで動いてたのに、なんで今日ダメなの?」

――言われても、PCやネットワークは感情で動いてくれない。

にもかかわらず、人間の“苛立ち”と向き合い続けなければならない
「技術力より、共感力・対話力が試される」って、実は一番メンタル消耗するんです。


でも、この修行を乗り越えると“全社を支える存在”へ

地味だけど、全社の“ITインフラ”に誰よりも詳しくなれる。
技術者や開発職とは違った意味で、**社内で頼られる「要」**になれるのがこの仕事。

現場を知ってるからこそ、
「こうすればトラブルが減る」
「この部署はIT苦手だから説明を変えよう」
――そんな改善提案ができるのも、ITサポートならでは。


若手のうちは、誤解されやすくても“価値ある修行”

  • 雑用っぽい

  • 感謝されにくい

  • 評価されづらい

そんな中で、“誰かの困りごと”に毎日向き合い続ける。

けれど、この経験こそが、現場に強いIT人材の礎になります。

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