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情報システム②:「“パソコンの人”で終わってる?社内SEは、ただのヘルプデスクじゃない。」

職種紹介

■ よくある誤解①:「パソコン修理係でしょ?」

これは社内SEが最も言われてモヤっとするやつ。

確かにPCトラブル対応もやるけれど、それは仕事のごく一部。
社内SEの本質は、“仕組みをつくる側”です。

たとえば、Excel作業を自動化するRPA導入、
電子承認フローを構築して紙の稟議をゼロにする、
クラウドツールで部署間のデータ連携を効率化──

こうした**「業務そのものの再設計」**が社内SEの本領。


■ よくある誤解②:「社外向けの開発じゃないから、成長できなさそう」

これも勘違い。むしろ、社内SEこそ、広い知見が求められる仕事。

  • 営業・物流・経理・人事など全社の業務に関与

  • システム導入から運用・保守・教育までフルサイクル

  • 新しいツールを選定・提案・導入する機会も多い

要するに「ITスキル+業務知識+人間力」の総合職なんです。


■ よくある誤解③:「なんでもITにすればいいんでしょ?」

これもありがち。

現場の困りごとを「システム入れれば解決する」と思われがちですが、
業務フローの見直しや、人の運用変更もセットで考えないと意味がありません。

👉社内SEは“ITの魔法使い”ではなく、“現場課題の解決者”です。


■ よくある誤解④:「SEってブラックじゃないの?」

これはIT業界全体にありがちなイメージですが、
社内SEはむしろ労働環境が安定していることも多いです。

  • 自社内のプロジェクト管理

  • ムリな納期は調整可能

  • 残業も比較的少なめ(会社による)

もちろん忙しい時期はあるけれど、炎上案件に振り回されることは少ないのが特徴。


■ “誤解されやすい職種”だからこそ、誇りを持てる

派手な職種じゃない。目立つ成果も出にくい。
でも、社内のあちこちで「助かった」「仕組みがラクになった」と言ってもらえる。

👉その積み重ねこそが、会社全体の“働き方”を変えていく。
社内SEは、現場の“裏エース”なんです。

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