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■ 「助けたのに、感謝されない」?
社内SEのあるあるです。
業務効率を上げたはずなのに、現場からは…
「前のほうが使いやすかった」
「これって意味あるの?」
「また設定覚えなきゃいけないのかよ…」
便利にした“はず”なのに、現場は変化に不満を持つ。
人は「変わること」そのものにストレスを感じるからです。
■ 「地味なトラブル対応」が日常茶飯事
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PCが固まった
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Wi-Fiが繋がらない
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パスワード忘れた
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プリンタが動かない
社内SEはこうした“ITなんでも相談室”にもなりがち。
本来の業務改善やプロジェクト設計に集中できないことも多いのがリアルです。
■ 「全社対応=どこからも文句がくる」
情報システムは、営業・製造・経理・人事…全社にまたがる横断業務です。
だからこそ、それぞれの事情がぶつかり、こんなことが起きます。
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「営業のやり方に合ってない」と製造が不満
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「現場が言うこと聞かない」と人事がクレーム
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「そんなシステム使いたくない」と現場が拒否
👉誰もが満足する“落とし所”を探し続けるのが、社内SEの苦悩。
■ 「現場に入らないと、本当の課題は見えない」
書類上は完璧でも、
実際に現場に入ると「その通りに運用されていない」なんてこともザラです。
机上の理想でシステムを設計すると、
「誰も使わないシステム」になってしまうリスクがある。
だからこそ社内SEは現場との対話が命です。
■ 地味だけど、効いてくる“変化の火種”
派手な成果や表彰は少ないかもしれません。
でも、地道に現場の困りごとを潰していく中で、
少しずつ、でも確実に社内の働き方が変わっていく。
その積み重ねが、会社の“ITリテラシー”や“効率”を底上げしていく。