■ 社内SEは“通訳”になる職種。だから「噛み砕く力」が大事
社内SEは、現場とITの橋渡し役。
だからこそ「相手に伝える言葉選び」が重要です。
👉現場の人が「???」にならないように、
自分がちゃんと理解し、やさしく翻訳できるかがカギ。
以下、社内SEなら押さえておきたい基本用語を10個ピックアップ!
■ よく使う専門用語10選
用語 | 意味・使い方の例 |
---|---|
ネットワーク | 社内のPCやサーバーを繋げる“道路”のようなもの。 例:「この部署だけネットが遅い=ネットワークの問題かも」 |
サーバー | 情報を集めて保管する“データの倉庫”。 例:「社内共有フォルダがあるのはサーバーがあるから」 |
IPアドレス | ネット上の住所。 例:「このPC、IPが重複してる=ネットにうまく繋がらない」 |
VPN | 社外から社内ネットワークに安全に接続する仕組み。 例:「在宅勤務のときはVPNを経由してアクセスする」 |
クラウド | ネット上にあるサービスやデータの保管場所。 例:「Google Driveもクラウドの一種」 |
セキュリティパッチ | システムの“脆弱性”をふさぐ更新プログラム。 例:「パッチを当てないとウイルスに狙われるリスクあり」 |
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) | 人間がやっていた単純作業を自動化する技術。 例:「毎日同じデータを入力する仕事にRPAを導入した」 |
UI/UX | UI=操作画面、UX=使って感じる体験。 例:「UIがごちゃごちゃだとUXが悪くなる」 |
システム要件定義 | 「誰が、何を、どう使うか」を事前に設計すること。 例:「要件定義が曖昧だと、作ってから揉める」 |
SaaS(サース) | ソフトを買わずに、月額で使えるクラウドサービス。 例:「ChatGPTやSlackもSaaSの一種」 |
■ 目的は「カタカナを使いこなす」ことじゃない
IT職と聞くと、専門用語をたくさん覚えなきゃ…と思いがちですが、
**本当に大事なのは「言葉の意味を相手に伝えられること」**です。
「わかってる風」にするより、
“現場の人が安心して質問できる”空気を作ることがプロ。