■ 社内SEは「技術職」じゃなく、「課題解決職」
「SE=プログラミングができないとダメ」と思い込んでいませんか?
でも実際、社内SEは**“コードを書くより、現場の困りごとを聞くこと”**が仕事の大半です。
👉技術はツール。
本当に必要なのは、「それ、なぜ不便なのか?」に気づく力です。
■ 学生時代にやっておくと良いこと(文系でもOK)
① アルバイトやインターンで「業務フロー」を観察する
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「何に時間がかかっているか?」
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「無駄な手間が発生していないか?」
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「この作業、自動化できそうじゃない?」
👉こういう“仕組みを見る目”が、社内SEに一番必要な資質です。
② Excel・Googleスプレッドシートをとことん使いこなす
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関数(VLOOKUP、IFなど)
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ピボットテーブル
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データの整理・見える化
IT職に応募するうえで、「表計算ソフトが使えるか」は超基本スキルです。
まずは自分の履修管理やバイトの勤怠計算などで練習しておくと◎。
③ ITパスポートを取る(できれば)
国家資格である「ITパスポート」は、基礎知識の証明になります。
合否がある試験ですが、文系でも十分に合格可能。
IT用語、セキュリティ、情報倫理など、入門としておすすめ。
④ サークルやゼミで「人と仕組みをつなげる」経験をする
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チームで使うツールを提案して導入してみる
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メンバーの役割分担を整理して運営改善してみる
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煩雑な作業をテンプレ化・効率化してみる
👉こうした経験が、まさに社内SEの“現場改革”に通じる視点です。
■ 「情報系出身じゃないけど、ITが面白くなってきた」──それでいい
今の時代、ChatGPTやNotion、Slackなど、誰でもITに触れられる時代です。
大事なのは、「自分がITを使って、誰かの仕事をラクにできるか?」
この視点にワクワクできるなら、社内SEの素質はあります。