■ 「社内SE=便利屋」で終わるか、「企画職」に進むか
社内SEは、PCやネットワークのトラブル対応など、どうしても“困った時に呼ばれる人”というイメージがつきがちです。
でも実は、その役割を超えたところにキャリアの広がりがあるのが社内SEの面白さ。
👉「現場の業務を知っていて、ITで解決できる」
これって、ものすごく転用可能なスキルなんです。
■ こんなキャリアチェンジが可能です
① IT企画・DX推進担当
「ただのIT担当」から、「どう会社を変えるか」を考える企画職へ。
→社内SE時代の経験があれば、“現場に寄り添えるDX”ができます。
② ITコンサルタント
外部企業の業務改善をサポートする立場へ。
→社内の内製経験があれば、クライアントの本質的な課題にも対応できる。
③ 情報セキュリティ担当
→社内システム管理の中で培った知識を活かし、専門領域へ進む人も。
④ 情報システム部のマネージャー・CIO候補
→「仕組みと人」を両方理解できる人材は、将来の情報責任者候補にもなれます。
■ 技術だけでなく、「業務理解」がキャリアのカギになる
SE・エンジニアの中には「技術は強いけど、業務は見えていない」という人も多いです。
その点、社内SEは最初から「ビジネスとITの接点」にいる。
だからこそ:
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現場の声がわかる
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改善提案ができる
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システムと人の“間”を設計できる
これらは、将来どんな仕事をしても**“一生モノのスキル”**です。
■ 「ITの人」から「変革の担い手」へ
社内SEは、最初こそ地味に見えるかもしれません。
でも、そこで得たスキル・視点・信頼は、
他の誰にも代えがたい、キャリアの基盤になります。
👉最前線に立たなくても、企業の“中枢”を担う存在になれる。
社内SEは、そのスタートラインです。