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経営企画⑨:「戦略を考える仕事」に就きたいなら、学生時代にやっておくべきこと。

職種紹介

〜“考える力”の前に、“まとめる力”が要る〜


1. この職種って何をする仕事?

経営企画の仕事は、企業の未来を描き、そのための“現実的な設計図”をつくること。
でも、その設計図を描くには、情報を整理して、人を動かす力が必要。

だからこそ、学生時代にいきなり「経営戦略を学ぶ」よりも、
まずは「人の意見をまとめる」「全体を見渡す」ような経験を積んでおくことが近道になる。


2. よくある誤解

  • 「戦略思考」を磨けばOK?
    → 戦略を考える以前に、“全体を整理する力”が求められる。

  • 「優秀=経営企画に向いてる」
    → 一人で完結する優秀さより、“巻き込み力”と“調整力”のある人の方が重宝される。


3. 学生時代にやっておくといいこと

  • サークルやゼミで“まとめ役”を経験する
     意見を集めて方針を決めたり、メンバーを説得したりする経験は必須。

  • 就活イベントの企画運営に関わる
     全体設計から、タスク管理、当日運営まで。まさに「企画と実行のリアル」。

  • 議論を“俯瞰して整理する”練習をする
     ディスカッションで“発言は少ないけど、全体をまとめるのが上手い”人っていませんか?
     経営企画はまさにそのポジション。

  • Excel・PowerPointを触っておく
     意外と、資料をわかりやすく整えるスキルが最初は大事。


4. おすすめのスキル・資格

  • ロジカルシンキング(書籍やワークショップ)

  • プレゼン資料の構成・デザインスキル(PowerPoint)

  • Excelによるデータ集計やグラフ作成

  • 日経新聞などでの業界・企業研究

  • ビジネスフレームワーク(3C/SWOT/バリューチェーンなど)の理解


5. 学生が持つべき視点

「考える力=戦略思考」と思われがちだけど、
“整理して、納得させて、動かす力”が先に来る。

経営企画を目指すなら、
まずは「話を聞いて、まとめて、伝える」ことに全力を注ぐべき。
その土台があってこそ、戦略も意味を持つ。

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