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法務④:「“トラブルの最後尾”で、責任をかぶるのが法務だ。」

職種紹介

■ 何か起きてから呼ばれる、“後手の最前線”

新規事業の契約書に、重大な不備があった。
外部パートナーとトラブルになった。
社員が情報を漏洩した。
SNSで企業炎上。

すべて法務が火消し役になる。

しかも「なんで事前にチェックしなかったんだ」と、**“起きた後に責任を問われる”**ことも多い。
(そもそも相談すら来てなかったとしても…)


■ 調整・説得の毎日。社内交渉力がすべて

法務の仕事は、ただ「これはNGです」と突っぱねることじゃない。

  • 「どうすればOKにできるか」を一緒に考える

  • 「その表現、こう直せば通りますよ」と代案を出す

  • 「この契約、こう変更しないとリスクですよ」と現場に理解させる

👉 つまり、社内で一番“空気を読みながら反対する”仕事かもしれない。


■ 時代の変化とともに、法務も進化中

昔の法務は「守り」だけだった。
でも今は、事業のスピードに追いつく法務が求められている。

  • 契約フローを効率化するリーガルテック

  • 海外法務への対応力

  • ESG・個人情報・人権・サステナビリティ…新たな論点が次々登場

👉 “ビジネスを止めない守り方”ができるかが、これからの法務の価値。


■ 現場は、しんどい。でも必要不可欠

トラブルは突然起きるし、相談はいつも遅い。
でもそんな中で、「守ってくれてありがとう」と言われるのが、法務の醍醐味。

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