■ 何か起きてから呼ばれる、“後手の最前線”
新規事業の契約書に、重大な不備があった。
外部パートナーとトラブルになった。
社員が情報を漏洩した。
SNSで企業炎上。
→ すべて法務が火消し役になる。
しかも「なんで事前にチェックしなかったんだ」と、**“起きた後に責任を問われる”**ことも多い。
(そもそも相談すら来てなかったとしても…)
■ 調整・説得の毎日。社内交渉力がすべて
法務の仕事は、ただ「これはNGです」と突っぱねることじゃない。
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「どうすればOKにできるか」を一緒に考える
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「その表現、こう直せば通りますよ」と代案を出す
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「この契約、こう変更しないとリスクですよ」と現場に理解させる
👉 つまり、社内で一番“空気を読みながら反対する”仕事かもしれない。
■ 時代の変化とともに、法務も進化中
昔の法務は「守り」だけだった。
でも今は、事業のスピードに追いつく法務が求められている。
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契約フローを効率化するリーガルテック
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海外法務への対応力
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ESG・個人情報・人権・サステナビリティ…新たな論点が次々登場
👉 “ビジネスを止めない守り方”ができるかが、これからの法務の価値。
■ 現場は、しんどい。でも必要不可欠
トラブルは突然起きるし、相談はいつも遅い。
でもそんな中で、「守ってくれてありがとう」と言われるのが、法務の醍醐味。