■ 新人でも“契約チェック”は避けて通れない
法務の現場では、若手でも1年目から契約書レビューを担当するケースが多いです。
もちろん先輩がダブルチェックしてくれるとはいえ、
最初に“目を通すのは新人”という構図も多い。
👉 いきなり責任重大。だけど、それだけ“育て甲斐がある”仕事でもある。
■ よくある若手の担当領域
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定型契約のドラフト(NDA・業務委託契約など)
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条文チェック&修正提案(テンプレ比較含む)
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社内問い合わせ対応(「この書き方で大丈夫ですか?」等)
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書類の回収・押印管理・契約台帳の更新
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法令改正の情報収集・社内展開用まとめ
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リーガルテック導入時のオペレーション整理
地味に見える仕事が多い。でも、「どこをどう見るか」を覚えることで、法務の視野は一気に広がる。
■ “怖さ”を知ることが、成長の第一歩
契約ミスひとつで、損害賠償・炎上・信用失墜につながる世界。
若手は最初、**「何がミスになるかすら分からない」状態でスタートする。
でもそこを丁寧に乗り越えることで、「自分のチェックが、会社を守る」**という自覚が育っていく。
■ 若手に求められる力は「調べる力」と「報連相」
わからない用語は辞書や法務データベースで調べる。
不安な点は、すぐに先輩に確認する。
「よくわからないけど大丈夫だと思いました」が一番危険。