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物流職②:「“現場=ブルーカラー”の時代は終わった。物流は、頭脳戦だ。」

職種紹介

■ よくある誤解①:「物流=運送・倉庫作業でしょ?」

これは一番多い誤解です。
もちろん現場は重要ですが、ホワイトカラーの物流職は“設計・改善・マネジメント”が主戦場です。

✅ どこに在庫を持てば早く届けられる?
✅ 配送ルートを変えたらコストは?
✅ 倉庫でのピッキングの順番、もっと効率化できない?

👉現場作業に「手を出す」のではなく、「手を使う人の環境を設計する」のが役割。


■ よくある誤解②:「物流って、自社の配送だけでしょ?」

実は、物流は“競争力”そのもの
製品が同じでも、物流が優れているだけで会社の評価が変わります。

例)
・Amazon → 翌日配送の仕組みがブランド化
・ユニクロ → 世界中で在庫・販売をデータで管理

👉物流は“裏方”じゃない。表舞台に立つレベルで、顧客体験を左右してる。


■ よくある誤解③:「物流はAIやロボットに奪われる仕事」

たしかに自動化は進んでいますが、“現場を知っていて、設計・改善できる人”はむしろ価値が上がっています。

ロボットが入った → 作業効率は? 導線は? レイアウトは?
AIで予測精度が上がった → 在庫はどう最適化する?

👉**「仕組みを動かす人」から「仕組みを設計・再構築できる人」へと進化が求められている。**


■ よくある誤解④:「文系には難しそう」

これは真逆。
むしろ物流は**“地頭と現場感覚”のバランスが問われる職種**。理系知識よりも、

  • データを読む力(≠数式)

  • 現場とのコミュニケーション力

  • 課題に気づき、改善案を出す力

👉こうした**“実行力型のビジネスセンス”**が生きるフィールドです。


■ 学生が持つべき視点

  • 物流は「誰でもできる仕事」ではない。「考える現場職」だ

  • 自動化やAIの時代だからこそ、人間の“つなぐ力・調整力”が問われている

  • 「文理関係なく、現場を変えたい人」にこそ向いているのが、今のロジスティクス職

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