■ 向いてる人①:「気配り・先回り」が得意な人
物流では、“何か起こる前に気づく”力が重宝されます。
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渋滞で遅れそう→事前に他ルートを検討
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在庫が足りない→先に製造部門と調整
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繁忙期が近い→人員配置を見直す
👉つまり、“トラブルを未然に防げる人”が活躍する世界です。
■ 向いてる人②:段取り上手な人
「この作業、こうやった方が早いのでは?」
「在庫の置き方、こうした方が取り出しやすい」
👉物流は、段取り力と改善マインドの宝庫。
現場のちょっとした不便に気づける人が、一歩ずつ信頼を得ていきます。
■ 向いてる人③:縁の下の力持ちタイプ
目立ちたがりより、**「裏で支えることにやりがいを感じる人」**が向いています。
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生産や営業の人が活躍できるのは、物流が機能しているから
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自分がいないと回らない感覚がモチベーションになる
■ 向いてない人①:「変化や混乱が苦手」な人
物流の現場は常に変動します。
・台風で輸送遅延
・機械トラブルで倉庫が止まる
・予測と違って注文が急増
👉想定外に強い人=物流向き。
毎日決まったことだけやりたい人には不向きです。
■ 向いてない人②:「数字アレルギー」の人
在庫数、納期、出荷量、輸送コスト……
物流は常に“数字”と向き合う仕事です。
👉分析職ほどではありませんが、「データで考える」ことに苦手意識があると苦戦しやすいです。
■ 向いてない人③:「黙って指示を待つ人」
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現場がうまく回らない
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計画通りにいかない
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突然、輸送先が変わった
👉そんなとき、「自分で考えて動けるか?」が問われます。
“指示待ち型”では対応しきれないリアルな現場対応力が求められるのが物流職です。
■ 学生が持つべき視点
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「自分は縁の下で支えるタイプか?」を考えてみよう
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変化が多い=つまらないではなく、“飽きない”職種でもある
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気配り・改善・段取りのスキルは、物流に限らずどこでも通用する武器になる