JOBTRY

物流職⑥:「“ロジスティクスを制する者が、ビジネスを制す”時代へ。」

職種紹介

■ ロジスティクス=戦略分野へ進化している

かつて「運ぶ・保管する」だった物流は、今や企業経営の“中枢”です。

● トヨタは「ジャストインタイム」で生産革命を起こした
● アマゾンは物流網でECを支配した
● ユニクロはサプライチェーン一括管理で在庫ロスを最小化した

👉物流は「裏方」ではない。
今や企業の競争力そのものに直結する“戦略の武器”なのです。


■ 自動化・AI・ロボット化の波

  • 無人搬送ロボット(AGV)やドローン配送の導入

  • 在庫管理のAI予測・倉庫の自動ピッキング

  • 自動運転トラックの実証実験も進行中

👉「人がやらなくてもいい仕事」はどんどん機械へ。
その一方で、全体を設計・統括する人間の役割はむしろ重要になっています。


■ 物流の未来を担う3つのスキル

① DX推進スキル

→ 倉庫・配送のデジタル化やシステム連携など、IT×現場がカギ

② グローバル対応力

→ 原材料や部品が海外にまたがる今、英語や国際貿易知識が強みになる

③ 調整力&現場理解

→ トラブル対応・部署間連携など、「人間だからこそできる仕事」は残る


■ ロジスティクス職は「経営の登竜門」にもなり得る

物流=「ヒト・モノ・カネ・情報」の流れすべてに触れる仕事。
そのため、以下のようなキャリアにもつながっています:

  • SCM(サプライチェーンマネージャー)

  • 調達・生産管理・在庫企画などの上流職種

  • 海外物流拠点のマネジメント

  • 経営企画やオペレーション全体統括へ


■ 学生が持つべき視点

  • 物流はもはや“作業職”ではなく“戦略職”

  • 自動化=職が奪われるではなく、“仕事の中身が変わる”だけ

  • 文系理系問わず、現場を知り、全体を動かせる人材こそが生き残る

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事

目次