JOBTRY

物流職⑨:「“物流から先”のキャリアが強い。全体を見て動かせる人は、どこでも通用する。」

職種紹介

■ ロジスティクス職は“潰しが利く”職種

物流=作業系職種だと思っていませんか?
実は、物流出身者は**“次のキャリアで一気に花開く”タイプ**が多いのです。

その理由は、物流が会社の中でも**「全体調整」の要**に位置する職種だから。

納期/コスト/品質/在庫/現場と事務の連携——
これらすべてに関わるのが物流職。
現場と経営をつなぐ“ハブ”として、応用力が高く評価されます。


■ ロジスティクスから広がるキャリアパス


① SCM(サプライチェーンマネージャー)

物流の先にある「調達~製造~販売までの最適化」を担う上位職。
物流経験がある人ほど、「現実をわかっている」として重宝される。


② 調達・購買職

納期や在庫を把握できる物流経験者は、仕入れの現実的な判断ができる人材として評価されやすい。


③ 生産管理・在庫管理職

物流で培った段取り力・調整力は、生産の現場でも活きる。
特に「詰まりを見つけて解消する力」は引き抜きの対象にも。


④ 経営企画・業務改善・DX推進

業務フロー・コスト構造を熟知している物流職は、業務改革の旗振り役になりやすい。
現場経験×デジタルの掛け算で重宝されるポジション。


⑤ 海外物流・グローバル拠点管理

  • 貿易ルール・通関手続き・英語対応スキルがあれば一気にステージが変わる

  • 特にグローバルSCMでは“物流職経験+英語”が最強


■ キャリアチェンジ成功者の共通点

  • 「現場の痛み」を知っている

  • 「人と情報をつなぐ調整力」がある

  • 「数値をもとに話す癖」がついている

つまり、“地味な現場”を経験したからこそ説得力がある人材になるのです。


■ 学生が持つべき視点

  • 最初の配属が物流職でも、「そこで終わり」じゃない

  • むしろ“そこからがスタート”という見方もできる

  • キャリアに広がりを持たせたい人ほど、物流という土台は強い

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事

目次