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生産技術⑤:「若手でも“工程を変える”。仕組みづくりの一歩を任される職種」

英語・スキルアップ

1. 若手がいきなり任される内容とは?

生産技術は、経験や技術が必要な仕事と思われがちですが、
若手のうちから「改善提案」や「小さな工程設計」はどんどん任されます。

たとえば──

  • 作業手順を1工程分だけ見直してみる

  • 作業者の声を聞いて、動線を改善してみる

  • ネジ締め工程を自動化するための簡易ジグを試作する

  • 海外工場向けの設備の設置サポートを行う

「このライン、やりづらくないですか?」
「この工程、無駄が多い気がします」
──そうした気づきが“改善プロジェクト”になる世界です。


2. 「教えられる」より「試される」現場

生産技術は“決まったマニュアル”がないことも多く、
若手も「自分の頭で考えて、形にする」ことが求められます。

  • 手取り足取り教えるより、「まずやってみて」

  • 指示待ちより、「自分なりの提案を持ってくる」

そんな**“主体性と仮説力”が伸びる現場**です。

もちろん、先輩が支えてくれる安心感もありますが、
最初から“当事者”として関われるのは、この職種ならではです。


3. 失敗も、学びになる

  • 設備の配置が思ったよりうまくいかなかった

  • 作業員から「かえってやりにくい」とクレームがきた

  • 上司から「費用対効果が合わない」と却下された

→ でもそのたびに、改善してリベンジするのがこの仕事。

うまくいかなかった経験が、数年後には
「新工場の立ち上げメンバーに抜擢」なんてことも珍しくありません。


4. 学生が持つべき視点

「若いうちは下積みばかり」と思っていませんか?
生産技術は違います。

  • 自分の意見が工程に反映される

  • 作業者に「ありがとう」と言われる

  • 不良率が下がった数字で結果が見える

つまり、「自分の工夫が、現場を変える」感覚が得られる。
それが、生産技術のいちばんのやりがいなのです。

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