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生産技術⑧:「“機械が得意”だけじゃ足りない。学生時代に磨くべきは“仕組み化する力”」

職種紹介

1. この仕事を目指すなら、何を準備すべき?

生産技術は「工学部で機械を学んでればOK」と思われがちですが、
実際にはもっと幅広い力が求められます。
大学で“何を勉強したか”よりも、**“どう考えて、どう工夫したか”**が問われる職種です。


2. 生産技術に活きる、学生時代の経験とは?

✅ チームで何かを改善した経験

→ サークル、ゼミ、アルバイト、なんでもOK。
「今のやり方、ちょっと無駄が多くない?」と気づいて、
改善の提案をして、周囲を巻き込んで動いた経験は超重要。


✅ “なんとなく”を言語化した経験

→ 「みんながやってるから」ではなく、
なぜそうなっているのか、どうすればもっと良くなるか。
抽象的なものを構造化・可視化する力は、工程設計で必須。


✅ Excelやスプレッドシートに触れておく

→ 生産現場では、日々の改善活動=数字との戦い
タクト・歩留まり・人員配置…こうした数値をまとめ、
仮説→試行→検証→報告…この繰り返しです。

→ 少なくとも、「関数でデータを集計する」「グラフで可視化する」レベルは身につけたい。


3. 理系でも「現場を見る」経験が武器になる

  • 工場見学

  • 製造業インターン

  • 生産ラインに触れる実習授業

現場を見たことがあるかどうかで、入社後の適応スピードは大きく変わる
できるだけ早いうちに「生産の空気」に触れておくのがオススメです。


4. 学生が持つべき視点

「手を動かす仕事より、考える仕事がしたい」
→ それ、まさに生産技術のことかもしれません。

でも、“考える”にも段階があります。

  • 情報を集めて

  • 構造を捉えて

  • 問題を整理して

  • 解決策を実行する

このプロセスを回せる人が、生産技術で活躍する人材です。
学生時代から「仕組みで解決する」という視点を、ぜひ持ってみてください。

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