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マーケティング⑥:この職種の将来性 AI時代でも“人間のマーケ脳”は消えない

職種紹介

■ AIや自動化で“なくなる仕事”じゃないの?

確かに、広告の自動運用、アクセス解析、レコメンド機能など、
マーケティングの一部はAIが代替し始めています。

でも、だからといって「マーケターが不要になる」わけではありません。
むしろ、“人間の発想と戦略”がますます価値を持つ時代になっています。


■ 機械にできないのは「顧客の気持ちを読む力」

AIが得意なのは過去データの分析。
でも、「今この瞬間、顧客がどんな気持ちか」「何を不安に感じてるか」までは読めません。

  • “不満”より“違和感”を拾う感性

  • トレンドの兆しを捉えるセンス

  • 心が動く言葉選び

こうした“人間のマーケ脳”が、最終的に戦略の精度を決めます。


■ デジタル化が進むほど「本質」が問われる

  • ツールを使いこなす人

  • ダッシュボードを作れる人

  • データの意味を読み解ける人

この3つに加えて、「そこから何をするか?」の戦略立案力が重要になります。

つまり、マーケターは**「データ×人間力」**の両輪が必要な職種。


■ キャリアの広がりも大きい

マーケティングのスキルは、
以下のような他職種・他業界にも“転用可能”です:

  • 商品企画/新規事業開発:市場のニーズを読む力

  • 広報/PR:ブランド戦略の基礎が活きる

  • 営業/インサイドセールス:顧客理解と提案スキル

  • 経営企画/事業戦略:数字に基づく意思決定力

マーケの経験は“キャリアの幹”になり得ます。


■ 結論:マーケは「なくならない」どころか「拡張している」

AIで簡単になる作業は増えていきますが、
そのぶんマーケターに求められるのは、「戦略」「発想」「共感力」のレベルアップ。

“考える力”と“人間のリアル”をつかむ力を持つ人にとって、マーケはこれからも最前線です。

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