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マーケティング⑦:よく使う専門用語・知識 CVR?LTV?ROAS?数字に強くなきゃ話が通じない

職種紹介

■ マーケティングの現場は“略語と数字”で動いている

マーケティングの会議に出たとき、
「CVRが低いので、LPのABテスト回して、LTV上げる方向で…」
──意味がわからないと、マジで置いていかれます。

マーケターは「感覚」ではなく「指標」で話す。
この文化に慣れることが、第一歩です。


■ 新人マーケターが最初に覚えるべき用語集(抜粋)

用語 意味 現場での使われ方
CVR(Conversion Rate) コンバージョン率:サイト訪問者のうち成果に至った割合 LPを改善したらCVRが2%→4%に上がった
CTR(Click Through Rate) クリック率:広告が表示された中で何%がクリックされたか 広告文を変えてCTRが改善した
LTV(Life Time Value) 顧客生涯価値:1人の顧客が生涯でどれだけ利益をもたらすか サブスク事業でLTVを重視
ROAS(Return On Ad Spend) 広告費用対効果:広告に使った費用に対しての売上比率 ROASが200%切ると赤字ライン
ABテスト 2パターンの施策を比較して、効果を検証する方法 CTA(ボタン)の色を変えてABテスト実施

■ データの意味を「読み解く力」が肝

ただ数字を並べるだけでは意味がありません。
重要なのは、「なぜこの数値になったのか?」を考える分析力。

  • CVRが下がったのは、導線の悪化?それともターゲットがズレた?

  • ROASが改善したのは、コピー変更?配信面の最適化?

数字の裏にある“人の動き”を想像できる人が、優秀なマーケターです。


■ ツールも覚えるべき“言語”のひとつ

Google Analytics(GA4)、Search Console、Meta広告マネージャー、Tableau…
こうした可視化&分析ツールに慣れていると即戦力に近づきます。


■ 文系でも「数字」と「仮説思考」は鍛えられる

数字に苦手意識がある人もいるかもしれません。
でもマーケで必要なのは、**統計学レベルではなく、“数字をヒントに考える力”**です。

普段の生活でも、「なぜ売れてる?」「どうすればもっと売れる?」と考えるクセをつけてみましょう。

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