“授業のマーケティング”じゃなく、“リアルな顧客視点”を持とう
■ マーケティング職を目指すなら「授業だけじゃ足りない」
多くの学生が「マーケティング=オシャレな企画」だと思いがち。
でも現実は、分析・検証・改善の地道な積み重ねです。
だからこそ、学生時代に“なんとなく憧れてるだけ”の人と、
“マーケ的視点”を日常で鍛えている人とでは、社会に出てからの差が明確に出ます。
■ 今からでもできる「マーケ志望の学生の行動」
① 世の中の「売れてるもの」を分析してみる
・ヒット商品はなぜ売れた?
・広告やPOPの工夫は?
・ターゲットはどこ?
→例:「チョコザップ」「にんにく背脂」など、実例で研究してみよう。
② SNS運用を“戦略的に”やってみる
ただバズらせるだけでなく、
「誰に、どんな価値を、どう届けたいか?」という視点で企画して投稿する。
→noteやInstagram、X(旧Twitter)など、自分の“メディア”を持つと実践になる。
③ サークル・ゼミ・アルバイトでも“仮説→検証”を意識する
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チラシ配りの効果を時間帯で変えてみる
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学園祭のポスター案をABテストしてみる
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集客の反応率をエクセルで可視化してみる
→地味なことでも、「数値で考える癖」を持つことが武器になる。
④ 資格や検定も手段のひとつ(例:マーケ検定、販促士)
でも、資格は“入り口”でしかない。
本当に大切なのは、「自分なりの分析力と企画力」を鍛える経験。
■ 学生時代に「思考体力」をつけておけ
マーケティング職は、答えのない世界で「仮説を立て、試し、修正し続ける仕事」。
そのためには、「考えることをやめない」体力が必要。
だからこそ学生のうちから、“考え抜くクセ”を持っている人が圧倒的に強い。