目次
■ 憧れで終わる学生、現実を知って伸びる学生
「SNS好きだからマーケ志望です」
「授業で学んで楽しかったので興味あります」
──このスタートは全然OK。でも、それだけで志望していると確実に落ちる。
なぜなら、マーケティング職は**“再現性のある成果”を求められる仕事**だから。
■ 夢より、数字。好きより、効果。
現場ではこんな評価軸が飛び交います。
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「この施策、CVR(成約率)どうだった?」
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「前月比でリード数が落ちてる理由は?」
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「この改善案、根拠ある?」
マーケティングは、結果を数字で語れない人は評価されない世界です。
■ 「正解がない」からこそ、考え抜く力が問われる
企画・仮説・実行・検証。
このPDCAを何百回も繰り返すのがマーケの現場。
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答えがない
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結果が出ない
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成果が他人に奪われる
そんな苦しい状況でも、「次どうするか?」を考え抜く。
それが“マーケ脳”の第一歩です。
■ 「売れる仕組み」に興味を持てるかが分かれ道
マーケ志望の学生に最も伝えたいのは、
**「売る」のではなく、「売れる仕組みをつくる」ことに燃えられるか?**ということ。
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お客さんの行動心理に敏感になる
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広告の導線設計にワクワクできる
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分析からヒントを見つけるのが楽しい
──そんな視点を持てる学生は、伸びる。
■ 学生に伝えたい視点(まとめ)
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SNS好きだからマーケ志望 | SNSの“反応データ”を分析したい |
流行に敏感です | なぜ流行ったのかを構造で考えたい |
発信したい | 効果が出る設計を考えたい |
「好き」を出発点にしていい。
でも、“好きのその先”にあるプロ視点のマーケティングに踏み込むこと。
そこに、キャリアとしての“本物のマーケ志望”が生まれます。