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“自己分析”に時間をかけすぎる学生は、逆に動けない。

就活リアル

就活を始めると、必ず出てくるのが「自己分析をしよう」というアドバイス。
でも、真面目な学生ほどここでドツボにはまる。「まだ自分が分からない」「もっと掘り下げないと」…そうやって気づけば数か月が過ぎ、説明会やインターンに出遅れる。

これが“自己分析沼”だ。

もちろん、自分を知ることは大事。でも、机の上でいくら考えても限界がある。なぜなら、自分の強みや適性は、行動して初めて浮き彫りになるからだ。

実際、働いている社会人に「入社前に今の仕事が向いてると思っていたか?」と聞けば、多くが「全然違った」と答えるはず。経験のない段階で「これが天職」と決められる人なんてほぼいない。

だからこそ、動きながら考える方が圧倒的に早い。説明会に出る。社員と話す。短期インターンで試す。そうした体験の中で、「思ったより面白い」「逆に自分には合わない」と気づく。これが本当の自己分析になる。

就活で大切なのは「正しい自己分析」ではなく、「動きながらアップデートする姿勢」だ。
むしろ、動かないことの方がリスク。完璧な自己分析を目指して立ち止まるくらいなら、7割の理解でまず一歩動こう。

就活の正解は、考えるより走りながら見つかる。
自己分析は、止まるための理由じゃなく、動くための出発点にすべきだ。

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