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広報②:よくある誤解 「広報=SNS更新」じゃない。むしろ“出すか出さないか”の判断が核心。

職種紹介

■ 学生によくある勘違い

「広報って、企業のSNSとか更新するんですよね?」
「ちょっと文章得意だし、広報とか向いてる気がします!」

──たしかに、SNS運用やオウンドメディアの更新は“広報の一部”です。
でも、それが“仕事のすべて”だと思ったら、大間違いです。


■ 本当の仕事は「何を出さないか」を決めること

広報が本当に難しいのは、「出す」ことより「出さない」判断にあるという点。
たとえば、

  • 情報公開のタイミングを1日間違えたことで炎上

  • プレスリリースの一言が予想外の波紋を呼ぶ

  • トラブルの発表が遅れて「隠蔽だ」と批判される

──そんな“リスクと隣り合わせ”の仕事です。

つまり広報は、「発信する人」ではなく、
**「企業にとっての“情報コントロールの責任者”」**なんです。


■ 広報=クリエイターではない

よく「クリエイティブな仕事がしたくて広報志望です」という声も聞きますが、
広報は“何かを生み出す”というよりは、
**「会社のメッセージを社会に正しく届ける編集者」**のような存在です。

華やかそうに見えるけど、実際は、

  • メディアとの地道な関係づくり

  • 社内の情報収集と根回し

  • トラブル発生時の迅速なリスク対応

こうした“裏回し力”がすべてを左右します。

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