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広報⑦:よく使う専門用語・知識 「PR=SNS担当」じゃない。広報の世界には、独特の言葉と視点がある。

職種紹介

■ 広報の世界でよく使われる言葉たち

● プレスリリース

企業の新商品・新サービス・経営方針などを、報道機関に向けて発信する文書。
事実だけでなく「誰が読んでも伝わる構成」にしないと、スルーされる。

● メディア対応(PR対応)

新聞・テレビ・Webなどの取材依頼に対して、適切な部署・担当者と調整。
“発信”だけでなく“受信”も重要な業務。

● インナーコミュニケーション

社内報・イントラネット・社内イベントなどを通じて、社員に会社の方向性や価値観を共有すること。
“社内に対しての広報”も実は大事な役割。

● レピュテーションリスク

企業の「評判(reputation)」が損なわれるリスクのこと。
炎上・誤報・社員のSNSトラブルなどは、全部これにあたる。

● クライシス・コミュニケーション

緊急時(不祥事・事故・炎上など)に、社内外へどのように説明・謝罪・対応を発信するか。
この対応で「企業の信用」が決まる。


■ SNSだけじゃ、広報は語れない

最近は「広報=X(旧Twitter)やInstagramを運用する仕事」と誤解されがちですが、
本質はもっと深い。

  • 企業イメージの戦略設計

  • メディアとの関係構築

  • 社員への浸透活動

  • リスク管理と危機時の対応

これらを支える言葉や考え方を知らないと、広報として“プロ”にはなれません。


■ 大事なのは「伝え方」ではなく「伝わり方」

用語を覚えるだけでなく、
「どうすれば相手に伝わるか?」を考える習慣が、広報では何より大切。

広報は、“会社の代弁者”。
だからこそ、表現力・構成力・相手理解が求められます。

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