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広報⑩:学生が持つべき視点 「広報=キラキラ発信係」だと思ってるなら、危ない。

職種紹介

■ 華やかに見える仕事こそ、“裏方の泥臭さ”を知ってほしい

企業のSNSを運用したり、メディアに出たり、パンフレットを作ったり…。
「広報って、なんか楽しそう」と思う学生も多いはず。

でも、現実はそう単純ではありません。
社内の意見をまとめ、社外との信頼関係を築き、炎上リスクと常に隣り合わせ。
広報は、「会社の顔」としての責任を背負う仕事です。


■ 広報が持つ“二面性”

華やかに見える面 地味で泥臭い面
SNS投稿、取材対応、社外発信 社内調整、文言確認、事実確認、炎上対策

片方だけ見て「自分に合ってそう」と決めるのは危険。
両面を理解してこそ、“本当の広報”を選べます。


■ 「何を言うか」ではなく「何を言わないか」

広報において、重要なのは**“出す情報”だけでなく“出さない情報”を選ぶ判断力**。

「炎上リスクはないか?」
「社員の個人情報に配慮されているか?」
「社内の意図とズレていないか?」

広報の本質は“守る広報”であることも多い。
この慎重さ・責任感を持てるかどうかが、向き不向きを分けます。


■ 自分が“誰の声を届けたいか”を考える

ただ「発信したい」ではなく、
**「誰のどんな思いを伝えたいか」**という視点を持っている学生は、広報に向いています。

それが「自社の技術者の努力」でもいいし、「地域との取り組み」でもいい。
誰かの思いを、世の中に伝える橋渡しになりたい。
その気持ちが広報の原点です。

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