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生産管理⑩:「“やりたいことがない”学生ほど、生産管理って選択肢、ありだと思う。」

職種紹介

1. この職種って何をする仕事?

生産管理は、製造現場を「止めない」ために、
人・モノ・時間・設備・納期をすべて調整する仕事。
計画通りに回るように段取りを組み、想定外が起きたら即リカバリー。
一言で言えば、**“工場を守る裏の司令塔”**です。


2. 学生にありがちな視点

「生産管理…なんか地味だし、やりたいことじゃないかも」
→その気持ち、すごくよく分かります。

でも、ちょっと待ってほしい。
そもそも「やりたいこと」って、本当に今、見えてますか?
生産管理は、“やりたいか”じゃなく、“やれるようになると強いか”で選ぶべき職種なんです。


3. なぜ、やりたいことがなくても生産管理が“アリ”なのか

✅ 社会人に必要な“基本スキル”が全部詰まってるから

  • スケジュールを立てる

  • トラブルを回避・処理する

  • 他部署と調整する

  • 優先順位をつけて判断する

どんな仕事に行っても必要になるスキルを、最初から全部鍛えられるのが生産管理。


✅ 「地味だけど、汎用性がバケモノ級」

たとえば将来、

  • 企画に行きたい → 現場の流れが分かる人は説得力が違う

  • 経営に関わりたい → 原価感覚・工程感覚がある人は頼られる

  • 海外案件をやりたい → サプライチェーン全体を見てきた経験が活きる

生産管理出身者は、地味だけど“骨太”。
応用がきく“幹”を育てられる。


4. 派手な職種との違い

営業は“前に出て数字を追う”
企画は“ゼロから考える”
開発は“専門技術を突き詰める”

でも生産管理は、“誰も注目しないけど、全体が崩れないよう支える”仕事
そして、どんな企業にも“絶対に必要”な仕事。
だからこそ、知ってる人だけが得をする職種です。


5. 学生が持つべき視点

“かっこいい職種”を目指すのもいい。
でも、“地味だけど全体が見える職種”を経験した人の方が、長く強く働ける。

「やりたいことがないからこそ、やれる力を育てる職種を選ぶ」
その選択肢として、生産管理はもっと評価されていい。

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