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品質保証④:「“細かすぎる”って言われてた人、品質の世界ではむしろ主役です。」

職種紹介

1. この職種って何をする仕事?

品質保証(QA)・品質管理(QC)は、“ミスが起きない状態を作り続ける”ことが仕事。
設計から製造、出荷後まであらゆる工程を監視・分析し、リスクの芽を潰していきます。
この仕事のキーワードは「未然防止」と「原因究明」。
常に**「何が起きたら最悪か?」を先回りして考える**ことが求められます。


2. 向いてる人・向いてない人

✅ 向いてる人

  • 違和感に敏感な人
     →ほんの小さな変化や兆候に気づける人は、品質の仕事で輝きます。

  • “なんとなく”を許さない人
     →「まぁ大丈夫でしょ」と流さずに、理由が説明できるまで深掘りできる人。

  • 人に言いづらいことをはっきり伝えられる人
     →品質保証は、営業や製造のミスを指摘する立場。正しく伝える力が重要です。

  • “慎重さ”を長所にできる人
     →リスクをゼロに近づけるには、細部まで詰める粘り強さが武器になります。


❌ 向いてない人

  • とにかくスピード重視の人
     →品質は“早い”より“正確”が優先される世界。焦る人にはストレスかも。

  • 感覚で動く人
     →「勘が働いた」「たぶん大丈夫」は、品質職では通用しません。

  • 空気を読んで何も言わない人
     →“あえて止める”判断が求められる仕事。忖度で見逃すと大事故に繋がります。


3. 現場あるある

  • 細かすぎるって学生時代に言われてた人が、
     →現場では「助かった!気づいてくれてありがとう」と一目置かれる。

  • 相手が年上でも「NGです」とはっきり言う瞬間がある。
     →逆に“YESマン”では務まらない職種。

  • クレーム分析でミスの原因を突き止める“探偵役”になることもある。


4. 学生が持つべき視点

「自分って慎重すぎるかも」「神経質って言われる…」
そんな人、実は品質職のエース候補です。

品質保証・管理は、“当たり前の裏側”を守るために、
誰よりも細かく、冷静に、論理的に動ける人が評価される世界。

“自分の性格が仕事に向いてるか”
という視点で職種を選ぶのも、大事な戦略です。

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