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品質保証⑥:「“ただの記録係”が、実は一番大事なポジションだったりする。」

職種紹介

1. この職種って何をする仕事?

品質保証・品質管理に配属された新入社員がまず任されるのは、**「不良の記録」「データの集計」「議事録の作成」など。
一見すると「地味な仕事」ですが、実はこれが
品質を守るための“情報の土台”**になります。


2. 若手が任される主な仕事

  • クレーム・不良発生の記録とデータベース化
     →なぜ?どこで?どの頻度で?を冷静にまとめる

  • 不良品の傾向分析とグラフ化
     →「月末に集中してる」「あるラインだけ異常に多い」など、発見につながる

  • 品質会議の議事録とファクトチェック
     →「誰が、いつ、何を言ったか」を正確に残すことで、責任の所在も明確に

  • 再発防止策のチェックリスト作成・更新
     →現場に浸透するまで追い続ける地道なフォローアップ


3. なぜこの仕事が重要なのか?

品質保証の世界では、“事実を記録しているかどうか”が命取りになる

  • クレーム対応で「言った・言わない」の争いになる

  • 原因が曖昧だと、また同じ不良が起きる

  • 記録がないと、誰も改善しようがない

→若手が残した**“たった1枚の記録”が、後に会社を救う材料になる**こともある。


4. 学生が持つべき視点

若手の仕事は、正直に言って地味です。
でも、品質保証においては**「地味=基礎力」**。

細かい記録を丁寧につけられる人は、

  • 問題を発見できる

  • 信頼される

  • 将来、判断を任される立場になれる

派手なプレゼンよりも、“記録力”が武器になる世界がここにあります。

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