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「ガクチカは差別化できる」とか言うけど、大半は似たり寄ったりです

就活リアル

就活の定番ワード、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」
面接官も学生も、聞けば聞くほど、こう思ってます。

「なんで、みんな同じようなこと言うの?」


ガクチカ=無意識の“テンプレ地獄”

✔️ アルバイトでの接客経験
✔️ サークルでのリーダーシップ
✔️ ゼミでのプレゼン発表
✔️ 長期インターンでのPDCAサイクル

──もちろん、全部立派な経験です。

でも正直、“似たような話”ばかりで差がつかない。


差別化のカギは「結果」じゃなく「観点」

企業が見ているのは、実は以下のような部分。

  • その状況で、何を考えたか?

  • どんな工夫・判断をしたか?

  • なぜその行動を選んだか?

  • その経験から何を“学び”に昇華できたか?

つまり、表面的な「行動の説明」ではなく、
“内面の解像度”を見ているということ。


よくあるNGパターン

  1. 「頑張りました」だけで終わる

  2. 「大変でした」しか語れない

  3. 「うまくいきました」で締めてしまう

→ これ全部、ストーリーが“薄い”です。


 差別化するガクチカの磨き方

✔️ 結果よりも、プロセスに注目
✔️ 失敗した経験こそ、語る価値あり
✔️ 「なぜその選択をしたか?」を深堀る
✔️ “自分しか言えない視点”を言語化する

たとえば、

「バイトで新人の教育係を任された」
→ それ“誰でも経験すること”です。

「でも、相手が外国人で、日本語が通じなかった」
→ ここから“あなたならでは”が始まる。


本当に伝えるべきガクチカとは?

それは、**あなたという人間の“考え方・価値観”**がにじみ出る話。
結果や肩書きで勝負する時代は、もう終わり。

「何をしたか」じゃなく、
「なぜそうしたか」「どう考えたか」が見られている。


🔚 最後にひとこと

ガクチカは、“差をつける武器”になる。

でもそのためには、
他人と“同じ型”から、一歩抜け出す必要がある。

自分の思考・視点を“削って磨く”。
その努力だけが、“似たようなエピソード”に違いを生む。

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