就活の定番ワード、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」。
面接官も学生も、聞けば聞くほど、こう思ってます。
「なんで、みんな同じようなこと言うの?」
ガクチカ=無意識の“テンプレ地獄”
✔️ アルバイトでの接客経験
✔️ サークルでのリーダーシップ
✔️ ゼミでのプレゼン発表
✔️ 長期インターンでのPDCAサイクル
──もちろん、全部立派な経験です。
でも正直、“似たような話”ばかりで差がつかない。
差別化のカギは「結果」じゃなく「観点」
企業が見ているのは、実は以下のような部分。
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その状況で、何を考えたか?
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どんな工夫・判断をしたか?
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なぜその行動を選んだか?
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その経験から何を“学び”に昇華できたか?
つまり、表面的な「行動の説明」ではなく、
“内面の解像度”を見ているということ。
よくあるNGパターン
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「頑張りました」だけで終わる
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「大変でした」しか語れない
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「うまくいきました」で締めてしまう
→ これ全部、ストーリーが“薄い”です。
差別化するガクチカの磨き方
✔️ 結果よりも、プロセスに注目
✔️ 失敗した経験こそ、語る価値あり
✔️ 「なぜその選択をしたか?」を深堀る
✔️ “自分しか言えない視点”を言語化する
たとえば、
「バイトで新人の教育係を任された」
→ それ“誰でも経験すること”です。
「でも、相手が外国人で、日本語が通じなかった」
→ ここから“あなたならでは”が始まる。
本当に伝えるべきガクチカとは?
それは、**あなたという人間の“考え方・価値観”**がにじみ出る話。
結果や肩書きで勝負する時代は、もう終わり。
「何をしたか」じゃなく、
「なぜそうしたか」「どう考えたか」が見られている。
🔚 最後にひとこと
ガクチカは、“差をつける武器”になる。
でもそのためには、
他人と“同じ型”から、一歩抜け出す必要がある。
自分の思考・視点を“削って磨く”。
その努力だけが、“似たようなエピソード”に違いを生む。